沈下修正工事 栃木県那須烏山市|施工事例|根継ぎ 地盤沈下 平屋建古民家 久郷邸古民家
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栃木県那須烏山市で柱の腐食、地盤沈下に伴う平屋建古民家の沈下修正工事をしました。
栃木県那須烏山市
古民家・沈下修正工事 古民家再生プロジェクト
平成29年4月着工
栃木県那須烏山市に佇む、築100年を超える歴史ある古民家。
地形の影響から大雨時に床下浸水があり、その湿気の影響から大黒柱の腐食、基礎石の沈下により不等沈下が起こり、家の傾きが目立つようになってきていたそうです。
大黒柱に対し鉄骨や角材を用いて丁寧に揚げ家工事を行った後に、腐食した柱下部を切断除去後し、基礎砕石、鉄筋コンクリート基礎、白御影石により補強をしました。
沈下部分が大黒柱だけでなく、建物の2/3程度に沈下が見られたために、複数台のジャッキを用いて、バランスを調整しながら揚げ家工を行いました。
揚げ家工後に腐食した柱下部を切断除去後し、ホゾを作成、基礎部分は再沈下を防止するために、既存基礎よりも大きく面積を取った基礎砕石で敷均し転締固めを行い、鉄筋基礎コンクリート打設前に白御影石束石を設置、白御影石下部を3㎝ほど取り巻くような形で厚さ15㎝の基礎コンクリートを打設しました。
施工後、お客様から『ビー玉が転がらなくなりましたね!(笑)』、『長年「開かずのふすま」だった引戸が動くようになりました!』との嬉しいご報告がありました。
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