【曳家NEWS】 茅葺き民家を全国からのふるさと納税で修復!
2024年9月9日
ふるさと納税で曳家!
岐阜県飛騨市の市有形文化財「旧中村家」は、明治初期に建てられた当時の典型的な合掌造りの茅葺き木造の建築物です。
市への寄贈と共に移築されてから、約30年が経過し、土台の傾きや屋根の損傷がひどく修復の時期を迎えていたそうです。
令和2~5年度において飛騨市ふるさと納税で6,000万円あまりの寄付を集め、この度曳家の技術を用いて、傾き直しや土台修の復工事を行った
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茅葺き古民家の曳家見学会(学芸員解説付き)(飛騨市)
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曳家とは
五月女紀士(そうとめ もとし)
五月女建設代表取締役、日本曳家協会常任理事、曳家指導士。1979年栃木県鹿沼市生まれ、栃木県鹿沼市在住。日本大学生産工学部土木工学科卒業。2003年に建設業の道に入り、土木作業、施工管理業務を経験したのち、2005年より五月女建設に入社、曳家業務に従事する。国指定有形文化財「真岡高校記念館」での曳家技術を活かした耐震改修工事では現場監督を務め、2018年に専務取締役、2020年に代表取締役に就任する。現在、「お客様の『想い』に寄り添い対等な関係を構築する」営業で、曳家工事において全国でもトップクラスの件数を受注している。曳家先生として、曳家技術や地盤沈下、大雨被害対策の解説を行いつつ、好きな仕事に励んでいる。2児の父、休日は山や川での犬散歩を喜びとしている。曳家工事の専門家。