【求人】栃木で伝統と最先端を走る、次世代の職人を募集します。
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こんにちは。五月女建設の五月女(モトシ)です。
2025年も残すところあとわずかとなりました。 私にとってこの一年は、まさに「商(あきない)」という文字に象徴される年でした。
「商」という字には、「外部から内部を推し量る」「明らかにする」という意味があるそうです。 家の傾きを直し、建物を移動させる「曳家(ひきや)」という仕事を通じて、お客様が抱える不安を推し量り、技術でその解決策を明らかにする。 そんな本質的な仕事に向き合い、おかげさまで今年は北関東全域から東京まで、数多くのご依頼をいただくことができました。
事業が飛躍した今、私たちのチームには新しい力が必要です。 栃木県で、これからの建設業を共に創ってくれる、20代・30代の仲間を募集します。
■ 私たちが守っているのは「建物」だけではありません
私たちの仕事は、少し特殊です。 「曳家工事」や「沈下修正工事」といった技術で、傾いてしまった家を水平に戻したり、文化財である建物をそのままの姿で移動させたりします。
今年、私は「鹿沼の名匠」に認定していただく光栄に浴しました。 しかし、私が現場で一番大切にしているのは、技術の誇示ではありません。
立ち上げたサイト「家の傾き相談室」のコンセプトでもある、 「ただ直すだけでなく、想いを元に戻す」 という気持ちです。
家が傾くと、住む人の心まで不安で傾いてしまいます。 それを水平に戻したとき、お客様が見せてくれる安堵の表情。 「諦めかけていたけれど、頼んでよかった」という言葉。 それが、何よりの報酬です。
建設業の経験がある方なら、自分の仕事が誰かの人生を支えている手応えを、ここではより強く感じられるはずです。
■ 「職人 × デジタル」で、飽きない仕事をしよう
「建設業=古い体質」だと思っていませんか? 五月女建設は違います。
私は今年、現場に出る傍ら、宇都宮大学のデータサイエンス・DXプログラムに参加し、AI活用や統計分析を経営に取り入れてきました。 朝の犬の散歩中にはオーディオブックで最新の知識をインプットするのが日課です。
なぜそこまでするのか。 それは、「職人の仕事とデジタルマーケティングの両立こそが、これからの建設業の本質だ」と確信しているからです。
汗を流して働く「現場の充実感」と、知恵を絞って戦略を練る「経営の面白さ」。 この両方を味わえる今の仕事は、私にとってまさに「天職」であり、毎日が面白くて仕方ありません。
今回募集するあなたにも、単なる作業員で終わってほしくないと思っています。 現場での技術はもちろん教えます。ですがそれ以上に、 「どうすればもっと効率よく動けるか?」 「最新の技術をどう現場に活かせるか?」 そんな視点を持ち、一緒に知的な探求ができる方を求めています。
■ プライベートも、仕事も、どちらも諦めない
私事ですが、今年三女が誕生し、5人家族になりました。 仕事は忙しいですが、家族との時間は私にとって何よりのエネルギー源です。
建設業は「キツイ・休めない」というイメージがあるかもしれません。 しかし、私たちはデジタルを活用して効率を上げ、プライベートも大切にできる環境づくりを進めています。 良い仕事は、充実した私生活から生まれると知っているからです。
■ こんなあなたを待っています
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栃木県にお住まいの20代〜30代の男性
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建設業の経験がある、もしくは未経験でも強い興味がある
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「ただ言われたことをやる」だけの仕事には飽きている
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伝統技術を守りながら、新しいことにも挑戦したい
「曳家」という仕事は、ニッチかもしれません。 でも、だからこそ、ここでしか身につかない一生モノの技術と、経営視点が手に入ります。
少しでも心が動いたなら、一度お話ししませんか? 履歴書上の経歴よりも、あなたの「これからどうなりたいか」という想いを聞かせてください。
伝統と革新が交差するこの場所で、あなたと一緒に働けることを楽しみにしています。







