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施工事例

施工事例 | 栃木県宇都宮市 土蔵 曳家 | 歴史的建造物 土蔵

栃木県宇都宮市

令和6年着工
瓦葺土蔵

工事の目的

土地造成工事のため

現場状況

現場は 宇都宮市の国道4号から近い場所で、私有地のため当初、作業ヤードも十分に取れたが、近くで新設鉄骨倉庫の建造工事が行われたため、作業の制約を受けることになった。
倉庫基礎は大谷石、組積造で、写真にみられる壁の大谷石は40mm程度の張石、当初土蔵として建てられたものが後年、大谷石張りが行われたようだ。
蔵の南東部が70mm程度の地盤沈下しており、土台には軽い腐食が見られ、大谷石張りには軽度の剥離、ズレ、目地には亀裂がみられた。また漆喰もひび割れ、一部剥離が見られた。
ジャッキアップによって、沈下による建物の歪みを直した際にひび割れ、剥離の拡大が起こらないように綿密な準備と精密な作業が求められた。

 

工程

鉄筋コンクリート布基礎と曳家工事、土間コンクリート打設で約3週間を要した。

備考

曳家 土蔵

曳家 土蔵